『夢をかなえるゾウ2』~貧乏神に好かれる方法~
『夢をかなえるゾウ2 ~ガネーシャと貧乏神~』
先日読んだ『夢をかなえるゾウ』の続編。
今回の主人公は売れない芸人。
そしてその芸人に憑りついている貧乏神のお話。
貧乏神の幸子さんがとてもいいことを言っている。
貧乏神に好かれる人の特徴として、気分よく人を責める人と言っている。
人を責めたり批判したりすることが好きな人は、他人が不幸になることを望んでいる人なのだと。
人を批判するような言葉を口にすれば、貧乏神はその人に近づいていきたくなるのだそうだ。
あくまで物語の中の話だけど、とてもわかりみが深い。
誰彼かまわず批判ばかり言っている人がいる。
最初は「なんであんなに攻撃的なんだろう」と思っていたけど、人を批判することによって自分の存在価値を上げたいのだと思う。
人を批判すればその人の価値が下がる、と思っているのだろう。
実際はそんなことはまったくなくて、人の価値はみんな等しく尊いものなのだけど。
そして人の価値が下がったと思うと、相対的に自分の価値が上がったと錯覚する。
自分が幸せだと思えないと、他人が羨ましく思える。
その羨望が嫉妬となり、他人に攻撃的になるのだと思う。
私も嫉妬心が強いので、嫉妬してしまう苦しみはよくわかる。
嫉妬する自分が大嫌いで、キラキラ輝いている人のそばには近寄りたくないと思っていた。
今はだいぶ落ち着いてきたけど、たまに嫉妬の虫が騒ぐことがある。
そういう時はその場をそっと離れるか、嫉妬してしまう人とあまり関わらないようにしている。
人の悩みのほとんどは人間関係なのだから、人と関わらないように生きていければ人生楽勝だ。
セミリタイア最高!
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